2019年タイ南部探鳥旅行記(2019.3.4〜10)

2019's South-part of Thailand birding tour report (2019.3.4 ~ 10)

 タイには2回行ってましたが、南部のマレー半島の部分のツアーが初めて行われるというので参加することにしました。マレー半島の部分はタイの中部や北部とはかなり鳥相が異なり、同じ種の場合も亜種が異なる場合が多いので楽しみでした。また、福岡発着で行けるのも熊本在住の身では魅力です。
 タイのバンコクで集合したところ、参加者は9名(男性5名、女性4名)で、過去のツアーでご一緒した方が3名おられたので、初対面は5名だけでした。ホテルが同室になったSさんも中国四川省のツアーにご一緒しており楽しく過ごすことができました。


 タイ南部での概略旅程

 タイのバンコクで集合して乗り継ぎ、(1)プーケットの空港に到着後、各地で1泊ずつ合計5泊してマレー半島を横断する形で鳥を見て、(1)プーケットに戻ってバンコクを経由して帰国した。

  • 3月 4日(月):(1)プーケット空港から(2)ホテルまで
  • 3月 5日(火):(3)アオ・パンガー国立公園で探鳥して、(4)岬等で探鳥して(5)ホテルへ
  • 3月 6日(水):(6)シー・パンガー国立公園で探鳥して、(7)ホテルへ
  • 3月 7日(木):(8)カオ・ソック国立公園にてボート探鳥、(9)水上レストランで昼食、(10)スラータニーのホテルへ
  • 3月 8日(金):(11)クルン・チンのホテルへ、(12)クルン・チン国立公園で探鳥、夕食後も探鳥
  • 3月 9日(土):(12)クルン・チン国立公園で探鳥後、(13)で昼食、(1)プーケット空港まで戻ってバンコクを経由して帰国


  •  シー・パンガー国立公園のハイドで見たマラヤシマヤイロチョウの美しさには感動しました。雄と同時に雌も出現してくれ、おまけにムナフジチメドリコルリまで至近距離で見ることができました。カオ・ソック国立公園内のラチャプラパダム湖のボート探鳥は鳥が少ないのが残念でしたが、オオサイチョウが至近距離で見られたり、コウオクイワシもかなり近くでみられたので満足しました。最後のクルン・チン国立公園は道路事情で大回りを強いられて時間をロスしたのが残念でしたが、念願のオウチュウカッコウに出会えたり可愛いクビワヒロハシを近くで見ることができて幸せでした。
     今回も楽しい旅の世話をしていただいた関係各位と同行者の皆様に深く感謝します。

    参照図鑑:C. Robson (2007) Birds of South-East Asia, New Holland Publishers.

    注1:亜種の分類と分布、学名・英名は"Clements-Checklist-v2018-August-2018"に準じていますので、図鑑とは異なっている場合があります。


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