アカモズ Brown Shrike Lanius cristatus Linnaeus, 1758
モズ科 Laniidae
中国や日本、ロシア東部、朝鮮半島で繁殖し、インドやインドネシア、東南アジアで越冬する。


(0)基亜種カラアカモズ Lanius cristatus cristatus Linnaeus, 1758
Range: E Siberia to nw Mongolia; > to India and Malay Pen.
シベリア東部からモンゴル北西部に分布し、インドとマレー半島で越冬する。
頭頂が茶色で上面は褐色味があり、額の白色部は狭く不明瞭。


2016年05月22日、モンゴル・グンガルート・キャンプ付近で撮影。



2024年02月01日、インド・アンダマン島チディヤタプで撮影。


2024年02月01日、インド・アンダマン島チディヤタプで撮影。


2024年02月02日、インド・アンダマン島マニプール山で撮影。


2024年02月02日、インド・アンダマン島マニプール山で撮影。


2024年02月02日、インド・アンダマン島マニプール山で撮影。

参考写真は、ここをクリック


(1)亜種シマアカモズ Lanius cristatus lucionensis Linnaeus, 1766
Range: Korea and e China; > to Philippines, Borneo, Sulawesi.
韓国と中国東部に分布し、フィリピン、ボルネオ、スラウェシで越冬する。
雄成鳥は額から頭頂にかけてが灰色で、上面は灰褐色。体下面は一様な淡橙褐色。

〇2004年03月26日、台湾・台北近郊で観察。

〇熊本市立田山にもいるので、ここをクリック


2021年04月10日、熊本市立田山で撮影。

参考写真は、ここをクリック。


(2)亜種ウスアカモズ Lanius cristatus confusus Stegmann, 1929
Range: Manchuria and Amurland; > to Malay Pen. and Sumatra.
満州とアムール川流域に分布し、マレー半島とスマトラで越冬する。
シマアカモズに似るが、額の白色部がやや広く、頭頂に褐色みがある。


2016年09月24日、タイ・ペッチャブリーで撮影。


2016年09月24日、タイ・ペッチャブリーで撮影。幼鳥の感じです。


2016年09月24日、タイ・ペッチャブリーで撮影。右上が本種、左はセアカスズメ。アカモズはセアカスズメも食べるのに、なぜかセアカスズメは逃げません。 腹部がほぼ白色。

参考写真は、ここをクリック


copyright (c) 2018
2021/04/13改訂
2024/03/08改訂 inserted by FC2 system